【 伝わる話し方365のコツ 】 今、その時の言葉で話す

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原稿通りでなくていい

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―解説―

スピーチの本番では、
せっかく原稿を書いたのだから、
書いた通りに話したいと思いますよね。

でも、原稿はあなたの過去。
振り返って言葉を思い出そうとした瞬間、
あなたは過去に行ってしまいます。

過去のあなたは、
今、目の前にいる聞いてくれている人に
メッセージを届けることは難しいでしょう。

原稿を思い出すのは、
文字を思い出すこと。

あなたの心にある
メッセージは、
思い出さなくても言葉になるはずなんです。

話し方の学校の卒業スピーチでこんなことがありました。

いつも、クラスメイトが驚く感性を持つMさん。
原稿ができて、何度も練習した。
想いは十分。

でも、いざステージに立ったら……。

スピーチの途中で、頭が真っ白になってしまった。
言葉がでてこない。

「すみません。飛びました。」

小さな声で呟いたあと、
空白の時間が過ぎていきました。

どうにか落ち着いてスピーチを終えたMさん。
こんな感想を言っていました。

「頭が真っ白になった時、
 みんなが、私の言葉を待ってくれている気がした。
 感謝の気持ちでみんなを見ていたら、
 言葉が出てきたんです」

Mさんは、その場で
聞いてくれている人に向かって話すことの
大切さを教えてくれました。

原稿を書くことは必要。
でも、もっと大切なことは、
その時のあなたの言葉で話すこと。

今、ココにいる
あなたが話そう。d

★Happy speech & Happy conversation★

 

 

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