【伝わる話し方365のコツ 】 「いらっしゃいませ」を禁止する店

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言葉を形骸化させない

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― 解説 ―

お店にお客様がいらしたら、

「いらっしゃいませ」

と声をかけますよね。

お客様は、歓迎されることが嬉しい。
これから、そのお店で楽しもう!
家に帰って来たようにホッとする。

そんな気持ちになります。

でも、あまりにも忙しかったり、
長い時間働いて、疲れている時はどうでしょう。

「いらっしゃいませ」

を言ってはいるけれど、
口だけ動いていたり、
掃除をしながらお客様の方を見ずに言ったり
しているかもしれません。

歓迎していることが、伝わりませんね。

話し方の学校 副学長の鴨頭が、
マクドナルドの店長をしていたとき、

「いらっしゃいませ禁止令」

を出したことがあるそうです。

飲食店で「いらっしゃいませ」と
店員さんが言わないなんて、
想像がつかないですよね。

社員もアルバイトもはじめは困惑していたそうです。

でも、いざ始めてみると、

「こんにちは! いいお天気ですね!」

「おはようございます! 
 今日も早くからお仕事お疲れ様です!」

お客様を見て、
その人だけへの挨拶の言葉が出てきたんだそうです。

本当に自分を見てもらえている。
そう感じると、嬉しいものですよね。

「いらっしゃいませ」が悪いわけではありません。
言い慣れて感情が伴っていないから、
心が届かないんです。

挨拶は「相手に手渡す」
今日の挨拶を、ちょっと変えてみませんか。

★Happy speech & Happy conversation★

 

 

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