話が上手い人は、具体と抽象を往復している!!

手で高さを示しながら具体的に説明する鴨頭嘉人

話が分かりやすい人には、共通点があります。

具体と抽象を、行ったり来たりできるんです!!

一つの出来事を、そのまま紹介するだけでは終わらない。

そこから本質を抜き出し、自分の仕事や相手の日常に置き換えて話します。

事例を集めるだけでは、話す力にならない

フォーマルな会場で考えを整理して話す鴨頭嘉人

本を読んだ。セミナーで学んだ。面白い事例を知った。

それだけでは、まだ借り物の情報です。

大切なのは、その事例から「つまり何が言えるのか」を考えること。

たとえば、ある商品が売れた理由を知ったなら、商品名だけを覚えるのではありません。

なぜ人の心が動いたのか。どんな変化を捉えたのか。

そこまで抽象化して初めて、別の場面に使える学びになります。

具象、抽象、もう一度具象

アナロジー思考は、三つの動きです。

  1. 具体的な出来事を見る
  2. そこにある共通の構造を抜き出す
  3. 自分の領域の具体例へ置き換える

話し方でも同じです。

他人の成功談を、そのまま話すだけでは相手との距離が遠い。

成功談から原理をつかみ、聞き手の職場や家庭にある場面へ置き換える。

すると、「それなら自分にも関係がある」と受け取ってもらえます。

今日見た出来事を、一つのたとえに変えよう

今日、印象に残った出来事を一つ選んでください。

そして三つの質問をします。

「何が起きた?」

「そこから何が言える?」

「自分の仕事や生活なら、何に似ている?」

この練習を繰り返すと、たとえ話の材料が増えていきます。

話が上手い人は、言葉をたくさん知っているだけではありません。

目の前の出来事から意味を見つけ、相手が分かる景色へ翻訳できる人です。

具体と抽象を往復して、伝わる橋を架けましょう!!

まずは毎朝1分から

話し方を、毎日の習慣に。

話し方の学校学長の公式メルマガ「毎朝1分!伝わる話し方365のコツ」。毎朝約1分で、今日から使えるコツを1つお届けします。