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催促は、ねぎらいでサンドウィッチする
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― 解説 ―
部下に仕事を依頼したけれど、
期日がせまってきても、
仕事が進んでいる気配がない。
「まだできないのか！」
「早く仕上げてくれる？」
「明日までに、終わらないと困るんだ」
当然、上司は怒ります。
でも、怒ったところで仕事が早く終わるでしょうか。
仕事が滞っているのには、理由があります。
上司がお願いした仕事以外にも、
お客様から直接ご依頼いただく仕事もある。
部下も、上司の予想以上に忙しいのです。
ただ、「忙しい」とは、
不平不満を言っているように聞こえるし、
忙しい上司に対して「自分も忙しい」とは
言いにくいものです。
だから、どんどん仕事がたまっていく。
そんなところに怒られたら、
早く仕事を進めたいと思うどころか、
頑張れなくなってしまいます。
状況がわからなくても、
「毎日よくやってくれているね」
「遅くまでお疲れ様」
と、催促の前に一言付け加えるだけで、
部下のやる気が保てます。
そうしたら次に、
依頼した仕事が早くできた時の
メリットを伝える。
前向きに仕事に取り組めますよね。
前向きになったところで、
もう一回
「大変だと思うけれど、よろしくね」
ねぎらいで締めくくれば、
部下の行動が変わるでしょう。
そこまでしないといけないのか！
と思われるかもしれませんが、
部下の成長のために、
試してみてください。
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