今すぐ直すべき話し方のクセ
出身地によって方言を話す人も多いですが、ここでいうクセは方言とは少し違います。
標準語の方が聴きとりやすいことは確かですが、方言を完全に抜くことは難しいことですし、それ以外にもすぐに直せる点はいくつもあります。
まず挙げられるのは、語尾を伸ばすパターンです。
「○○なんでぇ…」「○○ですからぁ…」などの言葉づかいは少々頭が悪く聞こえてしまい、プレゼンの信頼を落とします。
普段から語尾を伸ばすクセを持っている人は、普段の会話から直した方が良いでしょう。
また、語尾が伸びるのは若者に多い印象がありますが、年配でも接続詞を伸ばす人はいます。
間を持たせるために「あー」や「えー」を連発する人も多く見受けられますが、無駄な声を出すことで聴衆の注意が削がれてしまうため、極力出さない方が良いでしょう。
やってしまいがちなNGな話し方とは
プレゼンは相手の前に立って話しますから、時に内容よりも話し方や態度によって結果が変わってくることもあります。
質問に対する返答だけでなく、何気ない受け答えの中にも人間性は見えるものです。
以下のような話し方は良い印象を与え無いため、避けましょう。
1.抽象的にしか話さない
相手の言っていることが分からなければイライラします。
いつまでたっても欲しい回答が出せないと、伝える能力がないと判断されてしまうでしょう。
具体例を挙げることが一番良いのですが、話し方にもコツがあります。
「~~のようにいわれているのかもしれません」といった保険に保険をかけた話し方はNGです。
頼りない上論点がわかりにくいため、分かっていることを具体的且つ端的に述べるよう心掛けましょう。
2.専門用語を羅列する
難しい言葉を使うことで自分の有能さをアピールしたい人もいるかもしれませんが、これはNGです。
むしろ、難しい言葉をいかに誰でもわかるような言葉に変えられるかでプレゼンの良し悪しが決まります。
専門用語をたくさん使っていれば話していても気持ちが良いでしょうが、相手に伝わらなければ意味がありません。
難しい言葉をひけらかすよりも、プレゼン内容を充実させて相手を心から納得させましょう。
3.自画自賛しすぎる
プレゼンテーションですから、自らを売り込まなければなりません。
もちろん、ある程度の自信は必要ですし、どんどん良い点を伝えるべきでしょう。
しかし他を悪く言うのは避けた方が無難です。
正当な根拠があれば別ですが、他を貶めることで自分を良く見せようと虚勢を張っているように見えてしまい、マイナスにしかなりません。
また、自分が全て正しいという態度は受け入れがたいものですから、相手を見下す言い回しをしていないかどうか言葉の端々に気を付けましょう。
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