【伝わる話し方365のコツ 】 「は」「も」「の」を使い分ける

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一文字で変わる意味に敏感になる

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― 解説 ―

いつも、白と黒、グレーなど
色味のないスーツで出勤する職場の女性が、
今日はめずらしく明るい黄色のシャツを着ている!

さて、あなたはどうしますか?
服装について、話題にしますか? しませんか?
するとしたら、どんな風に声をかけますか?

明らかに印象を変えてきたということは、
些細なことかもしれないけれど、
何かあって、いつもと違う服を着てきたはず。
きっと、彼女は声をかけられたら嬉しいですよね。

そこで、
とっさに出てくる一言に気を付けたいものです。

◆「今日は素敵な服を着ているね!」
(・・・あぁ、いつもは素敵じゃないよね)

「は」は、その前の言葉を限定して、
この文章の続には、「でも、○○○」と
後で否定の言葉が隠れていますよね。

「今日は、素敵」
でも、
「いつもは、素敵ではない」
という言葉が隠れてしまっています。

そんなことわかるよ! と思われるかもしれませんが、
意外と無意識に出てきてしまうことってあるんですよ。

 

◆「今日の服は素敵だね!」
(・・・あぁ、”服 “はね (苦笑) )

冗談でこんなことを言うことも
あるかもしれませんが、
素で言ってしまうと、
相手は傷ついてしまうかもしれません。

 
◆「今日も素敵な服をきているね!」
(ウソでしょー! いつもと違うのに)

嘘はやめましょう!
思っていないことを言うと、声のトーンや
目線で本心ではないことがわかってしまいますよ。

◆「今日の服、素敵だね!」
「ありがとう!」

特に今日、あなたの服に注目しましたよ。
ということが伝わると思いませんか?

伝えたいことは、

『服によって、「あなた」が素敵』

だから、この後には、

「とてもお似合いですよ」
「見ている私も明るい気分になります!」
「センスがいいですね!」

なんて会話を続けられたら、
お互い気分がいいですね!!!

「一文字に注意する」
試してみてください。

★Happy speech & Happy conversation★

 

 

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