【伝わる話し方365のコツ 】 「言いにくい」ことこそ言う

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前置き言葉を用意しておく

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― 解説 ―

相手を傷つけたくないな。
不安にさせたくないな。
怒られたくないな。

そう思って、なかなか話を切り出せないことって
ありませんか?

でも、もし周りの人が、
自分に遠慮して、
言いたいことを言ってくれなかったら
どう感じるでしょう。

例えば、会議でイベントの内容を決めることになった。
自分は、Aという企画が良いと思って提案した。
一応、案は通りそうだけれども、
どうも、周りの反応が今ひとつパッとしない。

もし、企画が通ったとしても、
すっきりしないですよね。

それよりも、
「良い企画だと思いますが、
準備が間に合うか心配です」

「ターゲットの年齢層に合っているか、
調査をしてから決めた方がいいと思います」

など、意見をもらえた方が
より良いイベントになりそうですよね。

意見を言いにくいのは、相手の感情を無視した
発言をしていると思われたくないから。

ならば、感情に触れた発言をすれば
いいのではないでしょうか。

「ここまで準備をしていただいてありがとうございます」
大変だったという感情にはねぎらう気持ち。

「イベントに対する熱意が伝わってきて、
楽しみになりました」
やる気の感情には、「一緒にやります!」という
協力の姿勢を見せる。

そして、

「企画を決めるにあたって、話し合いをしておきたい
 ことがあるのですが・・・」

と続ければ、提案した人も
あなたの意見を受け入れる準備ができますよね。

言いにくいことがあるのは、
多くの人が理解できる感情。

だから、
言いにくいことを言ってくれた
勇気や、思いやりだって、
相手にも理解してもらえるものだと思います。

言いにくいことを言うことこそ、
人と人が理解する、
つまり、信頼関係が生まれること。

「これは言いにくい」

そう思ったことこそ、伝えてみませんか。

 

★Happy speech & Happy conversation★

 

 

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