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いいプレーに目を向ける
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― 解説 ―
スポーツを観戦している時。
ついつい、
敵チームがミスをしたら喜んで、
ファールをしたら
ブーイングをしてしまうことってありませんか？
先日こんな話を聞きました。
話し方の学校 受講生のYさんは、
学生の頃にバスケットボール部で
活躍していました。
とにかく勝ちたい！
その思いで、自分のチームの点につながる
相手チームのミスがあると、
喜んでいたそうです。
その時、
先生にこう言われました。
「ナイスファールではなく、
ナイスオフェンスと言え！」
「相手のミスを喜ばないで、（ミスを誘った）
仲間のプレーを褒められる人間になりなさい」
そう教わったそうです。
ミスやファールではなく、
ミスを誘ったナイスプレーに
目を向けてみる。
ナイスプレーだからこそ、
ファールをしなければ止められないから、
「ナイスオフェンス」
それから、Yさんは、
バスケットボールの試合だけではなく、
日常でも
「ナイス」
な面に目を向けるようになったそうです。
例えば、
失敗してしまった時。
「自分が失敗をして迷惑をかけてしまった」
ではなく、
その失敗をフォローしてくれた人に目を向ければ、
「助けてくれてありがとう」
に言葉が変わりますよね。
助けてくれた人も、
落ち込んだあなたを見たいのではなく、
助かって喜んでいるあなたを見たいはずですよね。
結果、良かったことを口にしていきませんか。
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