スピーチを始める時に何を言うか。
その先が聴きたくなるかどうかを左右します。
難しい・・・。
と思いますが、
スピーチのオープニングは世の中にあふれているんです。
例えば、
電車の広告
雑誌の表紙
本のタイトル・・・。
受講生のみなさんも、
これまで何気なく見ていた言葉に
注意を向けはじめています。
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Yさんが、こんな投稿をしてくれました。
【広告考察】
昨日の帰りに見つけた、
素敵な広告について考えてみました☆
A地点:見る人の現在
この商品を知らない
B地点:見る人の未来
試しに一本飲んでみる
所感:
「おいしいお茶」「うまいお茶」と言うのは使い古されている。
加え、一方的に決めつけている面もある。
それに対しこの広告では、
判断を相手に委ねている所が上手いと感じる。
「旨味」が入っているという事実。
それを「おいしい」と感じるかどうかは人それぞれ。
「あなたはこれをおいしいと思いますか?」という疑問を投げかけ、
「自分自身、これをおいしいと感じるかどうか」という疑問を解消したい。
そんな感情を呼び起こしている。
明確なA,B地点、それらを結びつけるのに効果的な文句だと、思う。
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目的を達成するスピーチの鍵はオープニング。
みなさんも身の回りの言葉に注目してみませんか。