今年の夏といえば…
７月は暑い。
８月は…
「うわ、寒っ！！」って
思うような日がすごく多かった！！
お盆に石巻に帰ったときには…
石巻に着いた瞬間に
長袖のシャツを買うくらい
寒かった夏でした。
が！！！
炎の講演家 鴨頭嘉人は、
そんな寒い夏に…暑い所に
しょっちゅ〜う行ってました‼
僕が何度も何度も行った場所で
一番熱かったのは…
名古屋です。
名古屋って、
盆地じゃないのに盆地気候。
冬寒く…
夏暑い！！
しかもその暑さは
ただ暑いだけではなく…
高温多湿。
異常に蒸し暑いのが
名古屋の特徴です。
アスファルトの下から
沸騰したお湯が湧いてきて、
その湯気をうちわで
仰がれているような中を
歩いているような状態…（≧∇≦）
名古屋の新幹線のホームに
立っているだけで…
汗がダラダラ流れる。
それが…
名古屋の夏です。
しかも…！！
今年は東京がとても
涼しい夏だったので…
朝の５時代に東京を出て、
朝の８時に名古屋に到着し、
話し方の学校 名古屋スクールや、
企業講演をするときには、
その温度差大きいときで８℃以上。
しかも湿度が高い…。
体感温度は
１０℃以上違うという状態…。
なので、
気を緩めていると
名古屋についた瞬間…
熱風でやられてしまう！！
僕は最近、
月に４回以上出張で名古屋に行くので、
さすがに勉強しました。
新幹線で…
「次は名古屋〜
次は名古屋〜」
というアナウンスが聞こえてきたら、
降りるときに…
『心の準備をする』
という技術を使うようになりました。
この『心の準備』
凄い効果があるんです！！！
この技術を知ったのは…
倫理法人会。
富士高原研修所が主催する
研修の中で行った…
「滝行」
で学んだ技術です。
僕が滝行をやったのは…
２月。
滝の温度が１年間で一番低くなる時期。
その過酷な時期に…
生まれて初めて滝行にチャレンジしました。
危険なので、
「もしこの滝行で
自分の身に
何か起きても…」
という念書を記入し…。
滝行を行う前には…
自宅のお風呂で自分の体に水をかける
「禊（みそぎ）」
という訓練をしてから
滝行に望むことになります。
でも僕は…
滝行の技術を知らなかったので…
えらい目に
あいました！！
まず最初に、
インストラクターの方が…
「じゃあ、
水に入って
ください。」
といきなり言うんです。
表面が少し凍っていて…
入っていくとパリパリっと
音がするような水の中に入っていく…。
その時僕は全力で…
「寒くない！
寒くない！
寒くない！
寒く
ない！！」
と…
『自分の脳を騙す』
ということに全力投球していました！！
なぜなら僕は今まで…
高校野球をしているときにも…
マクドナルドで働いているときにも…
「疲れた。」
と口にすると疲れが増幅する。
ということを体験的に
理解していたからです！！！
そんなときには、
「大丈夫！
疲れてない。」
と口にすると…
言葉に反応し
『脳が騙されてくれる』
技術として使っていました！！
子供の頃、マラソン大会に出るときには…
みんなが
「あぁ、
長距離やだぁ。」
といっている中、
僕だけはニコニコ笑いながら爆走し…
ゴールテープをトップで切った瞬間に
『倒れ込む』
という変わった少年でした。
なので…
『脳は騙せる』
その技術をフルに使って…
人生初の滝行に
打ち勝とう！！！！！
そう思ったのです！！
「寒くない！
寒くない！
寒くない！
寒く
ない！！」
言い聞かせながら…
氷のような水の中に
入っていったとき…！！
インストラクターの方が、
僕にこう言いました…。
「鴨頭さん…
受け入れなさい。
水は、冷たいのです。
それをそうではないと
抵抗する時点で…
あなたは滝を
受け入れて
ないんです…。
この滝行は…
戦うことでも
避けることでもなく、
受け入れる
という修行なんです。
冷たいものは冷たい。
ただ、それだけ。
何も足さず、
何も引かず…
冷たいんだな。水は。
と、
ポンっと
受け止めなさい。」
「まじか！！！？？」
そう思いました…。
「氷の張っている水を…
受け入れる？！！！」
「そんなことしたら…
もっとツラく
ないか？！！！」
そう抵抗したくなる思考がありました！！
でも、すでに今…
僕は体感している。
「寒くない！」
と言いながら…
むちゃくちゃ寒かったんです！！
なので、
そのインストラクターの言葉を…
まだ信じてはいなかったのですが…。
「試してみよう」と思い…。
「よし、
水は冷たい。」
と小さく呟いてみました…。
呼吸をして…
ただ、
受け入れてみた。
すると…
水は冷たいです。
冷たいままなんです。
なのに…
どんどん水の中に
入っていけるんです…！！
冷たいと感じながら…
受け入れながら…
すねからひざへ、
ひざからももへ、
腰まで、
そして肩まで。
冷たいと感じながら…
受け入れながら。
水の中に入っていきました。
身体は冷たいのに…
心は穏やかでした…。
そのまま、
何も足さず…
何も引かず…
ただ受け入れる。
生まれて初めての体験でした…。
僕はこの滝行のことを思い出し…
新幹線が名古屋駅ついた瞬間…
「よし、
名古屋の夏を
感じよう。」
と思いながら
降りるようになりました。
名古屋の夏は暑いです。
高温多湿です。
それは変わりません…。
でも…
そのまま受け入れる。
すると…
僕の心は穏やかでした。
名古屋の高温、
名古屋の湿度を受け入れ、
名古屋の夏を受け入れる様に
なったことで…
暑い名古屋での
熱い講演！！！
暑い名古屋で
の熱い授業を！！！
より深く
味わえるようになりました*(^o^)/*
僕はこれからも、
暑い夏は暑い夏。
寒い冬は寒い冬。
温かい人の心は温かい人の心。
それを加工するのではなく、
そのままポンと
受け入れる
という技術を忘れないように
使っていきます！！！
何も足さず…
何も引かず…
ただ受け入れる。
合掌♡
イェーイ(^o^)/
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