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伸ばすのではなく、重ねる
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―解説―
普段の会話の中では、
日本語の発声を気にすることは
なかなかないと思います。
でも、発声一つで
聞きやすい話し方になれば、
安心して話を聞いてもらえる
説得力が出る
信頼されるのであれば、
意識した方が良いですよね。
まずは
「母音」
a e i o u
の音です。
日本語は、全ての音に母音がついているので、
当然、発音はしているのですが、
気づかないうちに、
音があいまいになることがあります。
それは、
同じ母音が続くとき。
いいかげん(iikagen)
おおげさ (oogesa)
おかあさん(okaasan)
とおく(tooku)
こおり (koori)
など、同じ母音が続くと、
音を伸ばして発音しています。
いーかげん
おーげさ
おかーさん
とーく
こーり
聞き取れないことはないですが、
音がフワっと飛んで、
話し方もフワっとしているように聞こえます。
では、どうしたら明瞭に聞こえるのか。
2つ続く同じ母音の音のうち、
2回目の方を強く言うんです。
どうでしょう?
単語がはっきり聞こえますよね。
ちなみに、
同じ音を2回同じ強さで発音すると
硬くぎこちない音に聞こえてしまいます。
実際に試して違いを感じてみてください!
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