【 伝わる話し方365のコツ 】 言葉の匂いも相手は感じる

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聞きなれた言葉にご用心

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―解説―

「企業戦士」
なんていう言葉がよく使われていた時代が
ありますが、
戦い、競争、勝ち負け、男の世界。

そんな強い言葉が連想された時代の名残が、
今でも無くなっていないんだな。
そんな風に思うことがあります。

 

普段は、とても柔らかい表現で
お話しをされるのに、
仕事の話になると、所々に「あれ?」と
思う表現をされる方って周りにいませんか?

某企業では、アルバイトさんのシフトについて
「今日はアルバイトが5本です」
と言うそうです。

「5人」

と言えばいいのに、「本」で表す。

日付と時間が書かれた紙に
スタッフの名前が書いてあって、
勤務する時間帯に色がつけられている
シフト表が目に浮かびますね。

職場特有の言い方が、プロフェッショナルな
響きを感じさせて、スタッフのモチベーションを
上げたり、同じ言葉を使うことで、
仲間意識が芽生えることもあると思います。

 

でも、使っている言葉の匂いを、
聞いている人は無意識に感じ取っています。

「本」と言われるアルバイトスタッフの方は、
自分は人ではなく、
すごろくの「コマ」のように扱われているんだな。
そんな風に感じられるのではないでしょうか。

 

普段聞き慣れている言葉は無意識に使ってしまうもの。

ここでちょっと、
言葉の持つ印象をじっくりと感じてみませんか。

 

★Happy speech & Happy conversation★

 

 

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