【 伝わる話し方365のコツ 】  話し方で変える相手との距離感

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時々くずしてみる

 

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―解説―

 

引き語りの歌い手さんのライブでのこと。

優しい穏やかな声に、
モデルさんのようなスタイルに、
甘いマスク。

 

「モテる男性」代表のような
アーティストさんがいました。

 

客席にいる一人ひとりを見て
話そうとしている姿は、
お客さんと対話をしながら、
一緒に音楽を楽しみたい。
そんな気持ちが表れているように感じました。

 

恰好良くて、誠実な姿。
彼が話をしたら、誰もが喜びそうですよね。

 

でも、お客さんの反応はいまいち。

なぜだろうと思いながら、
曲の合間のMCを聞いていました。

 

原稿を読んでいるわけではないけれど、
なんだか温度を感じない。
ただ、きれいな話し方をしているのではないか。
そう思いました。

 

ところが、笑ってほしいのにお客さんが
シーーーンとした瞬間、

それまでずっと
「○○なんです。」
「○○しました。」

と話していたのが、

反応が薄いことに慌てたのか、

 

「だってさぁ!」

 

と、普段使っているであろう
言葉遣いに変わったんです。

「クスッ」と笑ってしまう瞬間でした。

会場の空気もあたたまった
ような気もしました。

 

ただ、きれいに話すことが、
伝わることではない。

会話でも同じではないでしょうか。

 

どこか一か所でも、敬語ではなく、
自分の心にある言い方そのもので
話してみると、グッと距離が縮まる。

もっと仲良くなりたい。
そんな相手との会話で、ぜひ試してみてください。

 

★Happy speech & Happy conversation★

 

 

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