【伝わる話し方365のコツ 】
ゴールを共有する
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道のりは相手に任せる
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― 解説 ―
部下や子供が言うことを聞いてくれない。
どう伝えれば、思うように動いてくれるんだろう。
そんな悩みをお持ちの方が
少なくないようです。
友人から、そんなお悩みを持つ方に
ヒントになりそうな話を聞きました。
友人には、3人の子供がいます。
5才の男の子と、
1才の双子の女の子です。
家族全員で出かける時、
両親二人が、双子の身支度をしていると、
長男は、一人で準備をしなくてはなりません。
妹二人は、お母さん、お父さんに
支度をしてもらっているのに、
自分は一人でやならければならない。
そんな思いからか、
出かける前からグズる長男。
「歯を磨いたの?」
「靴下をちゃんと履いて!」
「早くしなさい」
声をかければかけるほど、
長男の機嫌は悪くなります。
家を出るまで、泣き声に怒鳴り声に大騒ぎ!
友人も困っていました。
そこで、ある時に声のかけかたを
変えてみたそうです。
「○時までに、支度をし終えてね」
ゴールだけを伝えて、細かいことは
指示せずに、本人に任せる。
そうしたら、素直に時間通りに
自分で進んで支度をしたそうです。
子供も、部下も、
一つ一つ細かく指示されて、
その場でできなければ怒られたりしたら、
やる気をなくしてしまいますよね。
でも、
いついつまでに、
これが終わっている必要がある。
そのことが共有できれば、
あとはやってもらうだけ。
信頼してもらえたら、
頑張ろうと思うものなんですね。
声のかけ方、変えてみませんか。
★Happy speech & Happy conversation★
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