【 伝わる話し方365のコツ 】
勝手に相手が分からないと決めない
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━
丁寧に説明する
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━
― 解説 ―
とある区役所での出来事。
「おばあちゃん。銀行印持ってる?
持っていたら出して!」
区役所の職員の方が、
窓口に尋ねてきたおばあちゃんに
そう言っていたそうです。
なぜ、銀行印を出さなければいけないのか
わからないおばあちゃんは固まります。
当然ですよね。
その後、職員の方は
書類に押す印鑑があれば、
手続がスムーズにいくことを
説明されていたそうです。
恐らく、説明が一言ではできない。
複雑だからおばあちゃんには
わからないかもしれない。
何度も説明することになるのは、
時間がかかって面倒だから、
やってほしいことだけ言おう。
そんな風に考えられたのではないでしょうか。
お年寄りにだけではなく、
家族や部下に、
この話はわからないだろうな。
だから、相手にわかる部分だけ、
「○○さんこれしてください」
そんな風に伝えていることありませんか?
あなたは無意識でも、相手は、
「理解できない人だと思われている」
ことを感じます。
自分の能力を、認めてくれない人のために
何かをしようとするでしょうか。
相手が理解しにくいことだからこそ、
丁寧に簡単な言葉で説明をする。
面倒に感じるかもしれませんが、
結果的には、あなたの思っていることが
正確に伝わって、
ストレスなくコミュニケーションを
とることができますよ。
★Happy speech & Happy conversation★
【 伝わる話し方365のコツ 】
勝手に相手が分からないと決めない
~毎朝、お手元にもお届けいたします~
■話し方の学校 無料メルマガ