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言葉を形骸化させない
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― 解説 ―
お店にお客様がいらしたら、
「いらっしゃいませ」
と声をかけますよね。
お客様は、歓迎されることが嬉しい。
これから、そのお店で楽しもう!
家に帰って来たようにホッとする。
そんな気持ちになります。
でも、あまりにも忙しかったり、
長い時間働いて、疲れている時はどうでしょう。
「いらっしゃいませ」
を言ってはいるけれど、
口だけ動いていたり、
掃除をしながらお客様の方を見ずに言ったり
しているかもしれません。
歓迎していることが、伝わりませんね。
話し方の学校 副学長の鴨頭が、
マクドナルドの店長をしていたとき、
「いらっしゃいませ禁止令」
を出したことがあるそうです。
飲食店で「いらっしゃいませ」と
店員さんが言わないなんて、
想像がつかないですよね。
社員もアルバイトもはじめは困惑していたそうです。
でも、いざ始めてみると、
「こんにちは! いいお天気ですね!」
「おはようございます!
今日も早くからお仕事お疲れ様です!」
お客様を見て、
その人だけへの挨拶の言葉が出てきたんだそうです。
本当に自分を見てもらえている。
そう感じると、嬉しいものですよね。
「いらっしゃいませ」が悪いわけではありません。
言い慣れて感情が伴っていないから、
心が届かないんです。
挨拶は「相手に手渡す」
今日の挨拶を、ちょっと変えてみませんか。
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