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「ちょっと待って」が話を広げる
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― 解説 ―
相手の話を最後まで聞きましょう。
小さい頃に、
そう教えられますよね。
途中まで聞いて結論を想像して
反論したり、
○○ということでしょ。
と、わかったつもりになった発言をしたり、
話を奪ってしまうことが、
ミスコミュニケーションを生んでしまうからです。
でも、話を遮ってもいい時、
いえ、
むしろ、遮った方がいい時があります。
一つは、相手の言っていることが
わからなかった時。
わからない部分があったら、
その後の話もわからないですよね。
相手は、伝えたいことがあるのに、
わからないまま聞いてもらっても、
嬉しくないはずです。
だから、相手のためにも、
わからなかったら、その時に聞く。
もう一つは、相手が興味深い一言を言った時。
相手は、その先に伝えたいことが
あって、話しているのだけれど、
話の途中で驚くような体験や経験、
面白い考え方がわかる発言を
することがあります。
そんな時は
「ちょっと待って!
話の続きも聞きたいけれど、
その前に、聞きたいんです」
そう言って、話を止めていいと思います。
その後の話をより面白く感じたり、
深く理解できるかもしれません。
理解しようとして質問しているのだから、
話を止められても相手は嫌がることはないですよね。
話を遮って
喜ばれることがある。
相手は
もっともっとあなたと話したくなるはずですよ。
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