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はっきりと言われた方が受け入れられる!?
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―解説―
とあるレストランに行ったときのこと、
入口で店員の方が案内をしてくれました。
「全席禁煙席ですが、よろしいでしょうか」
少し申し訳なさそうな声で、
そう言われました。
「!?」
言葉遣いは丁寧。
笑顔も素敵。
でも、何か違和感がありました。
関所に来たような気分になったんです。
カジュアルで、気軽に入ることのできる
レストランなのに……。
きっと以前に店内に入ってから、
タバコを吸えないことを知った方から
クレームがあったのではないか。
だから、トラブルにならないように、
先にわざわざ伝えてくれているんだな、
そんなことを考えていたところ、
次のお客様が入ってきて、
こう聞こえてきました。
「全席禁煙席です。よろしいでしょうか」
明るく、はっきりして
何の迷いもないように聞こえました。
だから、あまり違和感がないんです。
「ですが」
の裏には、
「あなたはタバコを吸うかもしれません。
だから、当店には入れない可能性があります」
と、タバコを吸うことが前提となった
断りがあると感じました。
でも、
「です」
とはっきり言われると、
お店の状況をお伝えしている。
ただ、それだけ。
そう感じたんです。
・・・とはいえ、
「全席禁煙席です」は
「いらっしゃいませ」を
かき消すほど、インパクトのある言葉。
お店の入り口でわざわざ言うよりは、
目に入りやすい位置に掲示を置く方が、
印象が良いと思いました。
食べ終わるまで、少しの間タバコは
待てばいいですしね
(愛煙家の方の「合間に吸うからうまいんだ!」という
声も聞こえてきますが……)。
みなさんは、どう思いますか?
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