人前でスピーチをするのは、緊張する。
そう思う方は、少なくないと思います。
緊張しなかったとしても、
たまたま、スピーチの前に仕事の電話が入ったり、
もしかしたら、直前にシャツのボタンが取れそうなのを
発見してしまって、気になってしょうがない!!!
なんていうこともあるかもしれません。
みなさんはいかがでしょうか?
人前で話すときに、「心ここにあらず」
そんな経験ありませんか?
スピーチをする時には、「今、自分がその場にいる」感覚がとても大切です。
その場の空気、聞いている人の表情や仕草、自分の緊張度がわかっている感覚というのでしょうか。
それはなぜか?
その場にいる聞き手には、「今の自分」の言葉が届くからです。
自分の心が「今」にいなければ、聞き手を見る余裕ができませんよね。
そうすると、聞き手は「自分に話をしてくれている」とは思えないでしょう。
話し方の学校では、「今の自分」を意識するために、
授業のはじめに
「自分の体と心の状態にチェックイン」
をする時間があります。
例えば、「緊張しています」
だけではなく、
「心臓が膨れ上がって、体全体が心臓になって震えているかと思うくらい緊張しています。」
くらい、より緊張度が伝わる言葉を選んで表現していくのです。
体の状態も、「調子がいい」とか、「疲れている」「痛い」をもっと自分の状態に近い言葉に変えてみます。
そうすると、具体的な言葉で表現する力もつきますね!
皆さんも、人前で話す前や会社の朝礼などで
スピーチ上達のコツ 「今日の自分にチェックイン」
一日の始まりにやってみてはいかがでしょう。